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- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2005/08/10
- メディア: コミック
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10年も前の作品だからか、絵柄がやや荒削り(というか、アニパロ的か)。
天野こずえはあの画力が魅力だと思っているので(「ARIA」の世界は「ストーリー」ではなく「お話」であり、それを構成せしめているのがあの絵だと思う)、ちょっと違和感。慣れの問題か。
火鳥泉行所属する浪漫倶楽部と石の精霊コロンが、学校の近くにある丘神石の封印が弱まったことにより発生するようになった<ちょっと不思議な出来事>を解決してゆく物語。
基本的に主人公の周りは基本的にいい人で構成され、それらのキャラがちょっとした傷を持つ要因となるエピソードを構成するための端キャラにちょい悪キャラが配置されている(記号化されたキャラクター感が否めず…)。
この作者の読みきり作品も読んだけど、作者のマイノリティーに対してのやさしさがこのころの作品からよく見られる。少年漫画の王道の作風といえば、そうなのかもしれないけれど。
続きを買おうかどうか、ちょっと逡巡。
今のところ、火鳥の持つ「第二の瞳“セカンドサイト”(人に見えないものが見える力)」が役にたっている感じは特にないのだが…。
あと、コロンが時々、ちょっとヒミコみたいだな。