今週とか、先週とか、先々週に読んだマンガども
絶体絶命。全滅も時間の問題でしかない新城直衛率いる第十一大隊。
新城大尉の「戦争の結果は、いつでも曖昧だ。勝ち負けでさえ白黒がついていない。無駄な勝利、意味のある敗北、そこで死に手足を失う兵にはどちらも同じだが」の台詞には、流し流された血、失った仲間の命の分だけ生臭く、重い。帝国軍のカミンスキィ大佐の敵意が、トカゲの尻尾役を負わされた新城大尉の意思を挫こうとする。「敵意だ 純粋な 憎悪に近いような」
半分はTVアニメ版が先行してた。もう半分は、戦うメイド・ロベルト再登場。背景はリアルに、ドンパチは派手に。
食をテーマに絡めて、女の子の少しせつない話を紡いでゆくショートストーリー集。この本全体に流れる空気感は、「MUNU ライ麦100%のライ麦パン」での主人公の独白「そうよ 甘くないものだって 食べていくって決めたのよ」が端的に表していると思う。戸田誠二に通じるものがあるな、と思った。
読んでいて、やさしい気持ちになれる。酸いも甘いも分かっている上での、やさしさ。表題作「積極」の、教授が後ろを振り向いてお別れの手をあげる場面でシメかと思ったら、最後の最後に見開きでかつての二人の風景が描かれていたのには、やられた。ぐっと胸に来た。
シンプルで楽しい。女の子が、女性アイドルグループに夢中になるのかなぁと、女性ではないkiaoでも微妙に思った。男性アイドルグループにすると、ちょっと生々しいから、か…!?
シンプルでかわいい。そらぁ、教育実習の女性教師は、3割り増しで美しく見えます。
設定SF、話は人情。「四の再会 影」は、こういう設定を思いついたなら、必ず使いたい仕掛けだね。別に見破れた・見破れなかったなんて話をする気は、毛頭ないので(そもそも、そんなとこを楽しむ作品ではない)。
ゲームもアニメも体験していないのに、なんで読もうと思ったのか…。それは、今さらながらM.U.G.E.N動画にハマったから(たいした理由じゃないな)。七夜志貴とかArcueidとかが、モーションに隙が少ないのにワザがハンパなくて、ヒデぇな…と(笑)。MUGEN→MELTY BLOOD→月姫という流れ。
Beth
トップの小川彌生からしてギャグだからなぁ。ひうらさとるも。ギャグが悪いってわけではないけれど、お茶を濁してる感が否めないのがなんとも。谷川史子は、谷川史子らしい読み切り。大人(一人)の休日の過ごし方がテーマ。岩岡サチエも前から気にはなっていたから、読めるのはうれしい。望月玲子「鳥類学者のファンタジア」は原作が奥泉光なので、ストーリーは重厚。津原泰水は、ここでいいのか?
この雑誌はあれか。「KISS(もしくはOne More KISS)」からの系譜てっことでいいんですね(誰に確認をとっているのだろう)。