日本編集版第3弾

金庫はイギリスの伝統に従って、絵の後ろにあった。試しにダイアルをまわしてみると、有名な泥棒貴族ラッフルズのような気分になった。

一番のお気に入りは「マフィアの虎猫」。ちょうどそのころTVで放映していた「トランスポーター」を見ていたので、脳内映像のマフィアたちが生き生きと動いていた。

トランスポーター感想



舞台である南イタリア(だったと思う)の風景・建物がひたすらキレイでついつい見入ってしまった。運び屋という設定も少し興味をそそられた。ただ、ラスト30分から単なるアクション映画になったのでどうでも良くなる。リュック・べッソンと言えども、映画産業が求めるお約束からのがれられないのか。それとも単なる趣味か。あと、「GTA3」にもろ被り。どっちがどっちをモチーフにしたのかは知らないけれど。

感想終わり。

今作中ではニックがある重大告白をするのだが、そのされた相手の反応がめちゃめちゃあっさりしすぎ。作者的には別にこの設定はどうでもよかったのか!?
初期作品を中心に、中期作品三篇、わりと最新作品を一編収録されているが、各話の内容レヴェルもバランスい。海外作品は、新訳で蘇るということか。