駄文

本を読む時間が欲しい、が、物理的に今ぐらいが限界なのかもしれない。小説は1週間に1冊読めたら標準(かそれ以上)。2冊以上読んでいる場合は、よっぽどそれ以外のことを何もしていないのでしょう(長期休暇中・祝日ありは除く)。マンガは5冊くらいなら2時間あればいけるか。ただしこれは、もう自分自身の中にマンガにおける審美眼がほぼ確立されているから。もし、なんだこれと感じる作品があっても、それが単に趣味でないか、自分の理解できるレベルを超えているのか、むしろ作品のレベルが低いのかは、だいたいの判断がつくために、読む(見る)速度の緩急をある程度自在にできる。最悪、切れる(小説では、これがまだできない)。ま、気に入った作品は折に返して何度か見るのだけれど。
最近、音楽をあまり真面目に聴いていない。ちょくちょくは買っているのだけれど(ここにはあまり挙げていないが)、1アルバムを、ぶっとおしで、耳を澄ませて、ということは少ない。…感性が鈍ったのかしら。あーいやだいやだ。
ふと思ったこと。R25かなんか*1の真似をして、無料のマンガ雑誌創刊、みたいなことを少し前に耳にしたが、多分、ヘタる、と思う。なぜなら、R25かなんかは、特集記事自体がいわば宣伝みたいなものになるが、マンガはそれがコンテンツであって、広告はメインになりえないから。でも、広告効果は目に見えにくいから、クライアントに対してごまかそうと思えばごまかせる部分もあるかぁ。高視聴率TV番組のスポンサー商品が、こぞってバカ売れするわけでないのと一緒。
「BUNNY SUICIDE」の「RETURN〜」でない方、かつ原書のほうが手に入らん。あの本で日本語だと、文字が野暮ったい。と思ったら、Amazonにふつーにあるし。音楽や小説と違い、絵画だけが、唯一時間という拘束から逃れられている芸術作品であり(って、「唯脳論」からのまんまパクリ)、そこを逆手にとったのがこの本で、コード進行で言えばドミナントにあたる不安定さでとどまることの面白さに似ている、みたいなことを思ったりしたけれど、めんどくさいので、書かなかったり。
ベースやりたいなぁ、とぼんやり思う。が、どこにそんな時間あるんだよ。楽器は1日弾かないと、カンを取り戻すのに3日はかかるから、もう無理っす。加圧式も、やってみたい。肉体健康維持(虚弱なもんで)。映画、小説以上にぜんぜん見てないぞ。はてなダイアリーの良い点は、モノと人とのつながりが見えるところで、それはまさに村上春樹が言っていた「コロッケカキフライ理論」だなぁ、とか。渋谷公会堂って、もう(あのセンスのかけらもないような)あたらしい名前に変わったのかな。一見ぼーっとしているように見えても、実は頭のなかではいろんなこと(人はそれを妄想と言う)を考えてたりして、ってことはその実、脳内ではシナプスがバシバシ電気信号を送っていて、とすると人がすし詰めにされたあの満員電車の中では、それはものすごい数の電気信号がビシバシ飛び交っているのかぁ、とか。まさに妄想論。あ、春はすぐそこかぁ。

*1:興味がないので、あやふや。