嵐を呼ぶ女なのかもしれない第6話


 
 モノローグの<そんなことを 言っているのだ *1がないと、単なる従順な娘じゃないかー。その消せなくてくすぶり続ける疑いの心が、次の話の"つい学校をさぼってしまったふみちゃん"の行動理由に繋がるのに。
 まあでも、『嵐が丘』をロングVer.で見られたのはよかったですね。カメラ視点が、演劇を見ている客席からのになっているのは、THE・文化祭な感が醸し出されて、良ポイントです。10ポインツ。エレンの声、あれ高校生じゃないよ(笑) 場数踏んでいる役者じゃないと、あんな語りできません。
 杉本先輩の、あの泣くのを必死に堪えているとこ、嗚咽を喉の奥に飲み込む感じ、あれすごいですね。ちょっとびっくり。これもまた、役者の力というわけですか……。

*1:志村貴子青い花』第2巻 P.59