吹き替えと字幕

海外作品を見るときに、こだわる人は字幕でみたがるものだと思われる。本人の声で聴きたい、とか、口の動きが違うのに外国人が日本語を話すのは不自然に見える、などの理由で。
Kiaoも以前は字幕派だったのだけれど、今は吹き替え派。その理由は2つ。
一つは情報量の違い。字幕は簡潔にしなければいけない、そぎ落とす作業なので必要のないものは切られる。Kiaoはその余計なものも楽しみたい。
もう一つは、字幕という透明な壁を意識したくないため。実世界ではもちろん話している人の前に字幕はでない。字幕が意識されることによって、自分の目と作品世界の間にもう一つ(字幕という)透明な壁を感じてしまうのだ。だから、より作品を現実とちかい距離感で鑑賞したいために、吹き替えのほうをkiaoは最近好むようになった。

あ、あとは文字を読まなくてすむから楽だしね。