え、広義のミステリでいいんじゃね!?*3
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/19
- メディア: 文庫
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一番の気にいったのは「SEVEN ROOMS」。こういった設定でグイグイ引っ張ってゆく話が好き(特に映画だと)。sawやcubeといったものと同じシチュエーションスリラ。意味もなく突然に密閉空間に幽閉される。迫り来る死の匂い。見つからない脱出方法。こういった話では、設定を創れれば内容の8割完成。それでもってこれも共通するのは「たいがいオチは放り投げ」。ただ演出が楽しめればいいんで、これでいいんじゃないのでしょうか。