だいぶ前に読んだものども

CLOTH ROAD 4 (ヤングジャンプコミックス)
メイ様ァーー!!な4巻。本物の強者とは、たとえ全てを失くしたとしても、ただ一つだけ、プライドだけは絶対に手放したりはしない人物のことをさすのだなぁ、と畏怖の心。怒涛に次ぐ怒涛の展開。複線の回収方法がものすごくうまい。ファーガスが、また一回り大きく成長した。熱いぜ!!
okamaはイラストも抜群に良いが、それがマンガになったときも全く劣化しないから、いい。このあいだ、あるイラストサイトを持っている*1方が描いたマンガを試しに買ってみたら、まあ、ストーリーができていないのにはまだ目をつぶっても(ほんとはつぶれないが)、絵のほうもかなり劣化していたのには、かなり憤慨させられた。ほんと、マンガをなめんなと…。は、なんの話だ?
Dear Emily… 1 (IDコミックス REXコミックス)
絵と話が非常にマッチしていて、とてもやさしい気持ちになれる作品。西洋的世界感に唐突に和が混入してくる感じはちょっと節操がないけれど、そこさえ気にしなければ。蛇足:本書の中で、音楽的技術と極めさせようとする父と(父を認めながらも)母のように心から楽しめる音楽をしたい娘との諍いがある。でも、超1流といわれる音楽家たちって、そこらへんのアマチュアの何倍も心から音楽を楽しんでるんだよね。自分の思い描く音楽に、自分の技術が追いついてこれるから。その技術が追いついてこれるかどうかが、1流と超1流を隔てる一線なのだとkiaoには思えるのだが(まさに、素人考えだけれど)。
HR ~ほーむ・るーむ~ (1) (まんがタイムKRコミックス)
作者が彼女ら(彼ら)を、そして彼女らが過ごす時を愛でる気持ちが存分に伝わってくる。絵の方は「スクリーントーン職人」て感じで(いい意味で)、つるんとした絵柄。
Q.E.D.証明終了(26) (講談社コミックス月刊マガジン)
「夏のタイムカプセル」が、なんかいい。いつもと変わらない、永遠の別れって、せつないな。
ABARA (上) (ヤングジャンプコミックス)ABARA (下) (ヤングジャンプコミックス)
弐瓶さん、やってることがバイオメガとあんま変わんないのねー(かっこいいけれど)。個人的には、読みきりのDIDMOTALのほうが好き(やってることは、こっちもあまり変わんないけれど)。あのラスト1Pの見せ方が、胸に何か残る感じがして。
ジャンキー・フィクション (3) (Gum comics)

おお、なんか変だと思ったら、3巻じゃん。なかなかおもしろかったから、1巻から買おうかな。
EVIL HEART―氣編― (ヤングジャンプコミックス)
これぞまさに少年マンガの王道。ビルドゥングスロマン。伝えたいテーマを、合気道というモチーフを最大限に生かして、丁寧にストーリーに消化させている。テーマは、「相手がいて、初めて自分が存在する」ということ。ぜひともこれをみんなでガンガン買って、続きを描かせないとダメなのでは。いろんな意味で。kiaoも続きを読みたい。このマンガの唯一の欠点は、ずばりタイトルだと思う。ちょっと、作品の力強さに名前負けしている。


あと、今日購入した「放浪息子」は後日ゆっくり堪能するので。

*1:いわゆる萌え系ってやつですか!?