最近読んだものども

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
マイナージャンルにスポットをあてて面白く見せるこの力量、感嘆する。河合克敏はもうベテランの域なのに、2007年現在の状況に照らし合わせてみても、絵にほとんど古くささが感じられないというのは凄い。シャープですっきりした線は、時代耐久性があるということなのか。題名に関しても、今流行の四文字省略系(個人的にはあまり好きではないけれど)を考慮しつつ、作品内容を如実に表しているこのセンス。主人公についても、気になる子はいるがその子は自分ではない別の人に気がある故葛藤、みたいなオーソドックスさが逆にいい。普通に少年誌でいける内容だと思うのだけれど。今の少年誌は、数年前とは状況が違うということか。
ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)
武器商人の話。一度読んだだけだと、内容がうまく把握しきれない(説明しすぎないためか)。絵が初期の高橋ツトムに似ている。もうちょっと読んでみようか。
黒猫の三角 (バーズコミックススペシャル)
映画解説誌の、ハリウッド俳優を劇画化する時の絵みたいな印象。分厚い。
ふわふわカタログ (ヤングキングコミックス)
こんなのも出していたんだ、と偶然見つけたので。石田敦子なので当然のように購入する。