最近読んだものども

テガミバチ 2 (ジャンプコミックス)
安定した話運び。主人公のラグがいい子ちゃんで、相棒のニッチが激強忠犬キャラなのでギャグ担当が少ない。「I'll」で見せた、浅田のボケと真面目のバランス具合がけっこう好きだったので、もうちょっとボケの部分も見たい(それでこそ真面目部分が引き立つというものでしょう)。
まあでも、素直でやさしいラグと親戚の好きなお兄ちゃんを慕う幼子みたいなニッチの、まるで兄妹みたいな仲良しぶりは見ていて実に微笑ましい。
24のひとみ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
ひとみ先生のうそぶりが、あいかわらず素晴らしい。この人に勝てる人はいるのか!?
舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
決して、最近「バレエ・カンパニー」を見て影響されたわけではない(笑)。まあ、以前から連載のほうはたまに読んでいたし、いずれ最初からきちんと読みたいと思っていたので、1巻から集めてみようと思った。

踊りたい人がバレエを踊るのじゃなくて、
選ばれた者のみが踊れるのがバレエなのよ

才能に選ばれる、環境に選ばれる、身体能力に選ばれる……。全てに選ばれる者はまれだ。中途半端に選ばれることが、一番残酷かもしれない。バレエを踊れることの喜びを知っているが故、それを味わおうとしたら残された「選ばれていないもの」を何とかして埋めなければならないのだから。


あと、一つはずれ。表紙で女の子がテレキャスター持っているのだもの。テレキャスに惹かれて……。予想は何となくしていたが……*1

*1:「少女、ギターを弾く」ではない。