最近読んだマンガ

バガボンド(26)(モーニングKC)
久しぶりに買って読んだ。おお、ようやく吉岡との戦いに終止符が打たれるのか。間に小次郎の話が入ったから、けっこう長引いていたんだな。死を生み出す、グチャグチャの戦い。髪の毛とか、髭とか、猛々しさがある。
うめぼし 1 (ヤングガンガンコミックス)
こちらも久々小池田マヤ。とある事情である下宿の管理人になってしまった主人公・桜沢杏(男)。ま、よく聞く設定なのだが、そこは小池田マヤ。下宿している3人の女性のうち、一応青年誌のヒロインになりそうな17歳の女の子東雲真朱(しののめまそお)を配しておきながら、実際のヒロインになりそうなのは日本画描きの常盤翠(身長176cm。杏は163cm。)で、一番存在感があるのが根岸梅松(みる)28歳元人妻(そして普段はヘアピンでフェロモンを抑え込んでいる二重キャラ)。当の杏はローテンションキャラながら実はプレイボーイ&女性の好みはOVER40。お約束をはずす〃。そういう一筋縄でいかないのはわりと好きだが、掲載紙がヤングガンガンという青年誌だからなぁ、大丈夫なのかしら。
女の子の食卓 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
こ煩いじいさんが持つ醇厚さとか、朴直な義姉が見せた汎愛とか、人の持つ優しさを押し付けがましくもなく絶妙なバランスで見せてくれる。kiaoが女性マンガ(へんな言い方だが、青年漫画じゃないし、かといって淑女マンガというも変だし…。適当な呼び名がない)に求めるものの、ある意味理想的な形。よいです。
羊たちは何を見た (白泉社文庫 も 2-8)
ちがーう。カバーといい、タイトルといい、ふつうは少しミステリ(もしくはホラー)ベースな話かと思うじゃない。さにあらず、少年少女が家出(かけおち)する話。ちょっと、売り方間違ってるよ。話は、小中学校のころ読んでいれば楽しめる思う。