溜まっていたマンガの感想の半分

ふたつのスピカ 13 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
人の存在は記憶のかたち。生きるということは、どれだけ人の心にその足跡を残せたのか、ということではないだろうか。
朝霧の巫女 5 (ヤングキングコミックス)
何年ぶりかの新刊。たしか4巻あたりでこの先買うかどうか迷っていたような気がしたが、この5巻はすごくいい。こんな話をkiaoは求めていた。血の因縁を巡る話へ。柚子があまり出てきていないのがいいのかも。
鋼の錬金術師 18 (ガンガンコミックス)
スカーがマイルズ少佐にイシュヴァール人としての使命を託す感じになってきたので、彼のアイデンティティがちょっと薄くなってしまった感があるのは残念。それを逆手にとって、マイルズ少佐は実は……って形にすると、スカーの怒りゲージがMAXになってさらにいい感じと思うんだけどなぁ(笑)相変わらずの面白さ。
わがまま戦隊ブルームハート! 2 (バーズコミックス)
とりあえず石田敦子なので買う。もっと肩の力抜こうぜ、とも言いたいが、肩の力を抜くと石田敦子でなくなるので、どうしたものやら。
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
吉田秋生初読み。これはおもしろい。丁寧な話作りってこういうことを言うんだな、と思った。
吉田秋生the best selection (フラワーコミックス)
ということで、ちょうど発売されていたこっちも買ってみた。はー、なるほどね。
作家というのは2種類いると思う。「時代〃の空気をうまく反映させる」人と「時代の空気に関係なく、己の道を行く」人の2つ。この過去の作品を読んで思ったのは、吉田秋生は前者だな、と。昔「柴田亜美の本」で柴田亜美が初めて描いた漫画を本人評して曰く「当時好きだった漫画家の影響がもろに出ている」とあったのだけれど、それって吉田秋生のことだったのね。たしかにそっくりだった。そんなことを思い出したり。
おおきく振りかぶって(9) (アフタヌーンKC)

野球は1人じゃできないけど
チームの軸は一人で できる
こんな子が1人いたら士気もあがるって!

全国高等学校野球選手権埼玉大会第3回戦。対埼玉高校。奇跡の桐青戦の次の試合。桐青戦では挑戦者という立場だったのが、その戦いに勝ったことにより、勝者としての姿勢が求められてくる西浦高校。まずはその序盤。そこで用意したのは、エースの三橋の体力を温存するためにも、この試合をコールドゲームに狙うというもの。用意するハードルは常に高め。テンションはまだ下がらず。
大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)
時代劇なのに読んでいられるのは、よしながふみゆえだ。
LIAR GAME 6 (ヤングジャンプコミックス)
密輸ゲーム終幕。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、息次ぐ暇も与えない。やはりおもしろい。で、思想の戦いになりますよねー。
Danza [ダンツァ] (モーニング KC)
オノ・ナツメらしいマンガ。新しさはないけれど、要求には答えている感じ。
作品でも出てきたので蛇足。頑固オヤジというか、娘の婿に厳しくあたる人というのは、なんだかなぁと思う。古き良きオヤジ像という美化のされ方されたりすると、余計に嫌悪(まず、そんなひとくくりにまとめてる時点で、なんだかね)。娘の婿に厳しくするってのは、娘を自分の「女」としてとらえちゃってる人なんだもん。オレの「女」に手出しやがって、みたいな。だって、息子の嫁には厳しくあたらないでしょ、絶対に。古いフォークソングで「娘を嫁にやる前に お前を一回殴らせろ」みたいな歌があるらしいけど、…気持ち悪いなぁ、それ。
日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)
1巻は未読。人って実は、既存のモノの組み合わせで結構楽しめるらしいよ。え、なんの話かって?やだなぁー、M.U.G.E.Nの話だってばー。たぶん。ベッキー
「口に… 口に入ってきたら  一発でロックンロール!!!」は面白かった。「GUILTY GEAR」の「HEAVEN OR HELL」「 DUEL1」「 LET'S ROCK」をなんか思い出した。