あれもねぇ*1、もうちょっとうまいパクリ方をしなければだめなんじゃないかなぁ*2。例えば、建前上は誰が死の対象となるかはランダムとされているが、調査してみるとそこにはある種の人間は過去に全く死の対象となっていないことが判明する。国家の繁栄のために施行された法が、ある一部の人間の利益のためだけに成立されたこと。そのことに気づいた一公務員である主人公は、自分が信じていたもの、その巨大な敵に今立ち上がる。……みたいな陰謀論とか。うーん、安い話だな。というか、この少子化の現代、労働力となる貴重な若い命を無駄に消費するのは理屈に合わない気がするが。普通に考えたら、『銀齢の果て』みたいな設定が自然ではないかと……。どっちにしろ、ユーモアがほしい。

*1:と言いながらほとんど読んだことがないから、適当な戯れ言にすぎないのだけれど。

*2:見解としてはその元ネタとなるほうを知らなかったとしているが、それは自分の無教養さをさらけ出す結果となって、逆に恥ずかしいことになっていると思うのではないかと……。