青い花〜♪ 自由と孤独〜ちゅ――てね。ゆわないけどさ。


 
 ようやく見ました。第一回の本放送を普通に見逃していたので、第一回は後で見ることにして(!?)、いざ第二回の本放送。
 ただでさえ深夜時間帯で大変なのに、この第二回に至っては放送時間変更、02:23〜の放送とは……。これ何の罰ゲームですか?
 
 わー、声が入っていると、全体的に年若い感じがしてすごいですね。やはりこの作品は、ちょっと大人びていますよね。
 特にふみちゃんの声が!! マンガのほうの印象は、ちょい地味で少し大人びていて温和しくて……という感じなのですが。アニメ版は、気持ち幼い声していますよね。で、ちょっとポワポワした感じ(TVアニメ版『スケッチブック』の梶原空をなぜか思い出します)。そんな子が千津ちゃんと、あんなことやこんなことをしたと思うと、こう……(はい、冗談なのでひかないで下さい)。でも、この声で「私の好きは 好きな人とそういうことをする 好きなの*1」という台詞は、何かこう背徳的な感じが(笑)
 
 思ったことが一つ。千津ちゃんが旦那さんを伴って来宅したとき、ふみちゃんは「ひどい」と涙して、あーちゃんは何が起こったのかわからず、とにかくふみちゃんをあやす、という構図ですよね。
 そして夜、二人が一緒に寝るとき、アニメ版では最後にあーちゃんのモノローグで「ふみちゃんは おねえさんのことが そんなに好きだったの……?」と言っているのですが。これ、あーちゃんが気付いてしまっていますよね。原作だと「……またなんか思いだしているなあ…」と、まだこの時点ではあーちゃん感づいていないんですけれど。
 で、ここでは無知であるが故の、(強気の)「泣くのやめな!」が出てくるのだし、第10話*2でまた二人が一緒に寝るときに、今度はふみちゃんの真剣な思いを知って<ソフトクリームいっこで どうにかなるテーマじゃなかったみたい>と、自分が簡単に何か言うことができることではないことを知って、恥ずかしげに「……おやすみ」しか言えないあーちゃん、という対比が生まれてくるのだと思うのですけれど。
 
 ちなみにどーでもいいことですが、「おおきいナリして あまえんぼさんだこと」のところのあーちゃんの動きが、なんかこお"ゆらぁ"として、動く様が酔拳とかそんな類の「こやつ、ただものではない」感を醸し出しているのが(笑)
 
 ……あーそこで切りますかー!! なんか、ふみちゃんと井汲さんが運命の出会いをした、みたいな感じになっています(笑)切りどころがムズカしい。
 
 全体的に、乙女感(なにそのさも既成用語みたいな使い方)が強く演出されてた感じがしました。かわいい感じ。毎週眠い目を擦りながら、見ることになりそうです(忘れなければ)。話の最後にタイトルを持ってくる演出は、素晴らしくきまっていると思います。本編→タイトル→EDの流れに少し感動*3。EDが原作絵でまた最高です。

*1:青い花』第4巻 P.158

*2:青い花』第2巻

*3:既視感があると思っていたら、『SCHOOL DAYS』を思い出す。よりによって思い出したのがコレって!!(笑)