買い物と映画予告
ふと思い立って、現代ギターに足台を購入しに行きました。
演奏をしている人ならご存じの通り、クラシックギターというのは演奏する際に少し上げた左足にギターを乗せるのですが、その上げた左足を乗せるのが足台です。まあ、↓こんな感じの姿勢になるわけです。*1
- アーティスト: 大萩康司
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/10/21
- メディア: DVD
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最近では足台の代わりに、ギターと左足の間に置く三角形的なデバイスがあったりもするのですが。左足ばかり上げたまま同じ姿勢をとり続けると、体のバランス的にアレなわけでして、それを解消するため……話が脱線しました。
- 出版社/メーカー: ケイアンドエム
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で、購入したのが『K&M』というドイツ社製の足台。これ、足を乗せる台の部分に角度がついていまして(踵側が下がり気味になる)、足を水平に乗せる所謂一般的な足台と比べましても、足を上げたときの姿勢が若干楽なんですね。
さすが「科学力はァァァァァァァアアア 世界一ィィィイイイイ」な国だけあります。
でも、よく見たら「あれ?」と思ったんですよ。さきほど言ったとおり、(世の中の大半は右利きで、ギターのネックを左に構えるわけでして)足台には普通左足を乗せるわけです。これ見てください。
おもいっきし右足なんですけど。
なぜ? 乗せる方の足にしないんですか? ニール・アームストロングだって月面には左足から降り立ったじゃないですか(アームストロングはアメリカ人だけど)。
あとどうでもいいですけど、犯行現場にてチョークに縁取られた死体跡みたいだな、と思いました。
話は変わって、舞城王太郎の一連のプロジェクト『NECK』。
舞台、映画、小説それぞれ異なる物語を展開するその企画。舞台版は気がついたら終わっていたので見に行っていません。
映画版については、HPのほうはチェックしていましたが、気がついたら(そんなのばっか)予告が来てました。ほほう、どんなのだろうと見てみたところ……
http://www.youtube.com/watch?v=tZr0U8lHxkY:MOVIE
いや、ほんと。<どういうことだ、これは>ですよ。
アホみたいな世界観を、文章の力で強引にねじ伏せるのが舞城王太郎の魅力なわけでして。その文章の力がなくなった場合、残るのはアホみたいな世界観だけなだけだという。……まあ、演出をどうもってくるかは、実際見てみないとわからないわけですけれど。役者に疎いので、栗山千明以外よく知らない……(相武紗季は名前だけ知ってます)。
『映像化不可能と言わた作家』って言っても、今回、映像化を前提に作品を作っているわけなのでは……(映像化という概念自体、まずそれは何をもって「映像化」と言うのか、というところから問われるべきものですが)。あと、青山景はかなり良質のアプローチを試みていたと思いますよ(マンガもある種の映像化とよべれば)。
*1:康治にした意味は特にありません。