最近読んだマンガ
相変わらずの、精細な描き込みによる世界観の構築は圧巻。
今回は過去編ということで、星を覆い守るアルジャンヌの若い頃の話、なんですけど……。えーと、ちょっと頭の足りない、けど天才肌の天真爛漫ロリッ娘って、これまでのイメージから何か違いすぎるような。まあ、okamaの得意中の得意なキャラではありますけれど。でも、これだと密かに彼女に惹かれていたグスタフ師匠が単なるアレに……。
なかなか良い三つ巴でした。あれ、敗者復活戦はもう既定路線としてみんなに認識されているんですか。
ライバルキャラが増えれば増えるほど、胴元組織とアキヤマの戦いという側面が薄くなってきてますよね。
絵といい構成といい、今一番好きなギャグマンガかも……。
タカハシマコのマンガが定期的に読めるのは、とてもいいことです。
死亡フラグを逆に使うのが上手すぎます。あと、このLBOの使い方ヘンな気が。こんなことなら、最初から外資系投資銀行それ自体が集英新聞を乗っ取りません?
今巻も、心落ち着く良作ぞろいです。鍋の話のお父さんが、最後から2P前のところで、なんか死んだみたいでおもしろかったです(死んでないですけど)。きくらげの話のやさしさを持ってる娘とか、ホエーの話の目標をあきらめたくないから努力する娘とか、そういうのすごくいいです。
5分間ドラマとかにむいている気がするんですよね。