マンガ

貯まっていた感想など

ほんとうにまっすぐな少年マンガで、改めて感動してしまいます。絶対、これは少年サンデーで連載するべきだと思うのですけどねぇ。 望月さん←大江くん←宮田さんの好意の関係が、王道なのに今の時代に照らし合わせると逆に新鮮なのって、どうなんでしょう……。…

線は、コード化のためのツール

線が顔になるとき―バンドデシネとグラフィックアート作者: ティエリ・グルンステン,古永真一出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/08/28メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (20件) を見る ……もう……やめちゃってもいい…かなァ……人生 安心…

貯まりまくっている感想など

過剰に飾り立てないで、10代の少年少女をこんなにナチュラルに描けるのはすごいと思いました。『BANANA FISH』すら読んだことのない初心者ですが、このシリーズは買い続けることに決定しています。 小野敏広ってキャリア結構あるよね。それなのに古くささを…

自分を肯定するための、世界に肯定させるための、けつだん

放浪息子 (8) (BEAM COMIX)作者: 志村貴子出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/10/25メディア: コミック購入: 11人 クリック: 46回この商品を含むブログ (131件) を見る フランシーンがわたしにむかって、「イザベルがどう思うかなんて考えてる場…

最近読んだマンガ

大団円。最後までのこの絵のクオリティを保ち続けた井上淳哉はすごい。かつ、ちゃんと話しが"ある"ので、楽しんで読むことができました。絵は好きなんだけどお話が……、という感じでちょっと読み続ける動機付けがおきないマンガがなかなかあったりするので。 …

すこし前に読んだもの

あいかわらずおもしろい。正統派ギャグマンガの称号はここにあり、と思っても間違いではないはず。というか逆に、本来の読者層の人たちはどんな感じで読んでいるのだろうか?というのが気になる今日この頃でした。 こちらもあいかわらず。 「今では余り一般…

最近読んだもの

メイはいいキャラに育ったな〜。リンのこと、すっかり忘れていたよ(笑) 誰かが言っていたように、このマンガには批評はいらない。そう思う。 天狗のほうもよかったけど、こっちもいい。好感は、田舎の「素朴さ」とかではなくて「少なさ」を描けているとこ…

最近読んだマンガ

池袋のジュンク堂に原寸大の原画コピーがあって、よい感じがしたので(第一話で、トラックをひょいと持ち上げているところ)。良作。基本的にはテンプレ化されたお話だけど少しハズしていて(少女マンガに天狗て!?)、田舎の垢抜けないふつーの(天狗だけ…

最近とちょっと前に読んだ本

フジリュー、再臨。みんなー、対話編とワクワクさんのこと忘れないであげてー……といいつつ、kiaoもそんなに読んでいなかったりしたもんだ*1。まあ、それはいいや。 これ、背景に実写をトリミングしている?それともトリミング風?そのせいでで背景がつぶれて…

各種感想

こうして見ると、確実にうまくなっている、『かげふみさん』は。『イハーブの生活』のころは個性的な世界観を描く人だなくらいにしか思っていなかったけど。今は話の続きが楽しみになってきている。また、こうして短編も描ける人ってのがすきなんだよなぁ。…

『あずまんが大王』と『ヒャッコ』の違いについて

最初読んだときに、何となく思ってた、とくにどうでもいいこと。 他の人の『ヒャッコ』の感想をいろいろ見てみると、類似品として『あずまんが大王』を挙げているのをよく見かける(個人的には「……そーかぁ?」と疑問系。高校日常生活系で女子たくさんなら『…

自意識は、少し足りないくらいがちょうどいいと言っておったよ

もーひどいなぁ。鬱っ気が重い〜。考えてみると、毎年この時期にこんな感じになっているような。なんなんだ、こりゃ。理由はなんとなくわかっている気がするんだけど、やっぱりわからんかもしれない。5月病?てか、5月病ってもの自体もよくわかんないんだ…

『団欒』のエピソードは結構好き。だけど、ストーリーと特に関係はないのね。

ルート225 (シリウスKC)作者: 志村貴子,藤野千夜出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/04/23メディア: コミック購入: 6人 クリック: 169回この商品を含むブログ (139件) を見る そして冒頭のシーンに戻るわけです 志村貴子、初の原作つきマンガ*1。 南さん家…

関係性の中で生きるわたし

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)作者: 戸田誠二出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02メディア: コミック購入: 5人 クリック: 36回この商品を含むブログ (34件) を見る 「――なぁ。なんで? なんで急にボクシングなの?」 人は関係性の中で生きている。 こ…

志村貴子の描く『ネコ目』がものすごく好きです*1

青い花 3巻 (Fx COMICS)作者: 志村貴子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/03/20メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 104回この商品を含むブログ (187件) を見る 「この感情は百合だ。」 と、私の中で思うものを探す旅(脳内)に時間をものすごく使っ…

停滞の星・火星(アクア)

ARIA(12) (BLADE COMICS)作者: 天野こずえ出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2008/03/10メディア: コミック購入: 8人 クリック: 229回この商品を含むブログ (248件) を見るARIAが描いているこの火星(アクア)、特に限定してネオヴェネチアというのは…

登場人物名称が千葉県の市町村名ということはすぐわかった

エンブリヲ 1巻 (BEAM COMIX)作者: 小川幸辰出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/01/30メディア: コミック購入: 4人 クリック: 82回この商品を含むブログ (41件) を見るエンブリヲ 2巻 (BEAM COMIX)作者: 小川幸辰出版社/メーカー: エンターブレ…

最近読んだマンガ

制度。それは人の利益のために人の行動に制限を与えるもの。公然と行われるもの、秘密裏に行われるもの、目に見える形にも、目には見えないかたちにもそれは人を拘束する。 ブラッドハーレー聖公女歌劇団。孤児院の少女。刑務所。「パスカの羊」と呼ばれる祭…

最近読んだマンガ

遠藤まいがなんだかかませ犬扱いになっているような…。しかたないよなぁ、この問題にけりつけないと話が先に進まないし。だけど連載が週刊ペースなら、もっと丁寧に描くことができたのかもなぁ、と思うと多少残念に思える。痴話ゲンカとをして女が飛び出して…

溜まっていたマンガの感想の半分

人の存在は記憶のかたち。生きるということは、どれだけ人の心にその足跡を残せたのか、ということではないだろうか。 何年ぶりかの新刊。たしか4巻あたりでこの先買うかどうか迷っていたような気がしたが、この5巻はすごくいい。こんな話をkiaoは求めてい…

色とりどりの線、交わり、紡ぐ

放浪息子 (7) (BEAM COMIX)作者: 志村貴子出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/12/25メディア: コミック購入: 8人 クリック: 54回この商品を含むブログ (141件) を見る あらゆる状態で、第三者が間にはいってくることほど重大なことはありません…

乙女心と秋の空を踏みにじるヤツは死あるのみよっ!

CLOTH ROAD 5 (ヤングジャンプコミックス)作者: 倉田英之,okama出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/12/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (46件) を見る 風まかせかい? ……違うね 勝利の風は自分で吹かせるものだ!*1 巷…

犬と少女

GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)作者: 相田裕出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/11/27メディア: コミック購入: 10人 クリック: 90回この商品を含むブログ (186件) を見る アンジェリーナはとうの昔に死んだはずだった 父親の車にひかれてな…

救済を求める戦い、思想の戦い

LIAR GAME 5 (ヤングジャンプコミックス)作者: 甲斐谷忍出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/09/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (51件) を見るこの巻も相変わらず面白い。電車の中で読んでいたら、うっかり目的地を乗り…

最近読んだマンガ

働きマン(4) (モーニング KC)作者: 安野モヨコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/23メディア: コミック購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (286件) を見る 支えてくれていた人たちが 力尽きていなくなっていく くしの歯が抜けるみたいに 誠…

最近読んだマンガ

今回は「黒い」石田敦子が出てきていないぞ〜(笑)それはさておき、このマンガを一言で要約すると「乙女とは何?」に対するちょっとした思考実験。kiao的には、1フィールドの法則もいいけれど、「恋を遊んではいけませんね」のエピソードがよかった。ラス…

ちょっと前に読んそれはだマンガ

なんだか久しぶりに読んでみたかったので。だから特にどの巻でもかまわなかったので、目についたものを。 暴力的で醜悪で最低。それらがほめ言葉として受け取られてしまう作品。それでも嫌悪感が発生しにくいのは、殺すのも殺される殺されるのも悪者だからか…

見上げれば、いつもそこに、星。

そら・みよ (アクションコミックス)作者: 梅川和実出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/08/11メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (22件) を見る 見ようとしないあたしには ここに何かがあったとしても ずっと 何も 見えないままで終わっ…

最近読んだマンガ

俺は、 凡人であることもすでに認めた。誇りは捨てたはずだ。 なのになぜ、俺は満たされない。 俺が欲しがっているものは――なんだ? 霧島先生かっこよすぎーー!!まさかそんな展開になろうとは。 医局という闘争の場で現れるのは、人間のドラマ。そのドラマ…

言葉の伝播と独立性

タビと道づれ 1 (BLADE COMICS)作者: たなかのか出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2007/04/10メディア: コミック購入: 3人 クリック: 122回この商品を含むブログ (108件) を見る 「友達」は アイスをわけあうものなの!! (…中略…) わけるから友達な…